水害保険金、水害の衛星写真をAIで解析して査定
東京海上日動火災保険は、大規模な水害による被害の調査に人向衛星を利用する方針を明らかにしました。現在は水害で家屋に被害が出た場合は、損害保険会社の調査員が現地に足を運んで、被害状況を調査していました。しかし、大規模な水害の場合は被害調査に時間がかかり、保険金の支払いに1ヶ月以上かかる場合があるそうです。
ですので、衛星写真とAIを利用して水害を解析して保険金を査定する事ができるようになれば、契約者に対して迅速に保険金の支払いが可能になります。東京海上日動火災保険では2018年度中に実用化を目指しているようです。
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20180105-OYT1T50010.html
SOMPOホールディングス、米レクソン・シュアティー・グループの保証保険事業を買収
SOMPOホールディングスは、アメリカのテネシーにある米レクソン・シュアティー・グループ(Lexon Surety Group, LLC)の保証保険事業を買収する事で合意したそうです。保証保険とは債務者の債務不履行によってこうむる債権者の損害を補填する保険の事で、良く知られているのが住宅ローン保証保険です。住宅ローン保証保険の場合は、住宅ローンを通じてお金を借りている債務者が住宅ローンを払えなくなった場合などの不払いが発生した際に、金融機関が被る損害を補填します。一般的に債務者が保険料を負担して保険契約者となり、金融機関などの債権者が被保険者となります。
http://www.sompo-hd.com/~/media/hd/files/news/2018/20180104_1.pdf
トヨタとあいおいニッセイ、コネクテッドカーが集めた情報で保険料算出
あいおいニッセイ同和損害保険は、トヨタのコネクテッドカーが集めた急加速・急減速・走行速度などの運転情報を分析して保険料を算出する自動車保険、「タフ・つながるクルマの保険」を販売するそうです。2015年ごろから収集してきた数万代の運転データを基にどのような運転が事故につながるかを導き出すアルゴリズムを利用し、安全な運転の場合は保険料を割り引くサービスとなっているようです。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/column/14/346926/122501259/